就職しようとした時に迷うのが労働形態で、派遣社員で働いた方がいいのか正社員で働いた方がいいのかどちらが得なのか迷う人がいます。
ここではそれぞれのメリットデメリットをあげたので参考にして下さいね。
正社員と派遣3つの違い
主な労働形態による違いは給料面と将来へのキャリアップと福利厚生の3つの点です。
派遣社員のメリットは給与が時給換算されていくため、基本の一日8時間だと平均時給1500円で計算すると日当が1万2000円ですが、残業を行えば行うほど給与が上がって行く事です。
その代わりとして祭日などが多い月には総労働日数が減ってしまうためその分その月の給料が減ってしまうデメリットがあります。
さらに会社の仕事が忙しい時には残業が多く合って稼げますが、経済の悪化の影響をもろに受けて不況下には残業がほとんど無く、さらにボーナスも原則ないので給与が正社員に比べてかなり安くなります。
一方正社員は祭日の多い月であっても月収は全く下がる事が無く安定していて、有給休暇日数も多いため万が一休んでも給与が下がらないメリットがあります。
それに加えて残業を行えばその分給料も上がり、ボーナスも業績によりますがしっかりと払われます。
給与面から見たら圧倒的に正社員で働いた方が有利で、生涯賃金も定期昇給もあるため派遣社員に比べると2倍強の差が生じます。
教育面での差も大きくて派遣社員は働いている職務のスキルは身に着ける事は可能ですが、キャリアアップのために資格を取得する時には会社から助成金はまず出なくて、自分でお金を出して勉強する必要があります。
それに対して正社員の場合には会社からの助成金を受けながら資格を取得できたり、国からの助成金制度も使いやすくなってます。
それに加えて新入社員時にはしっかりとした1年近い研修制度があったり、総合職になれば様々な役職の経験を積んで幹部候補としての教育も受けられます。
さらに福利厚生制度にも差があって、健康保険料や厚生年金保険料や労働保険料や失業保険料などのほぼ半分を会社が負担してくれる正社員に比べて、派遣社員の場合には自分で全部負担する必要があります。
また住居手当や退職金も派遣社員にはないので福利厚生面でも正社員の方がお得です。
派遣社員のメリット
ただ、派遣社員にもメリットがあります。
派遣社員は派遣での仕事紹介時に業務内容を詳しく知ることができ、自分のこれまでのキャリアや持っているスキルを活かす仕事を選ぶことができます。
またこれが一番大きいですが、自分らしいスタイルで働くことができるのが派遣社員の魅力です。
勤務場所、勤務時間・期間・仕事内容などの条件が自分とマッチしている仕事を選ぶことができるので、自分がこうしたい!というライフスタイルに合わせて働くことができます。
まとめ
待遇面では正社員が得です。
ただ自分のライフスタイルを大事にしたい場合は派遣を選ぶことで自分らしく生きていけるでしょう。